2016年8月25日

監察医務院

病院以外で死亡(または事故などで警察が関与して死亡)の場合、かかりつけのお医者様がいなければ、死亡診断書が出せません。
こういう時、東京23区内であれば文京区大塚にある監察医務院から専門のお医者様が来て、死亡診断書(死体検案書)を書いてくれます。
死体検案書と死亡診断書は基本的に同じものですが、臨終を看取って書くのが、死亡診断書であるのに対して、息を引き取って、時間が経った後にご遺体の状態から死因を推定して書くのが、死体検案書というわけです。
たいていの場合、検案書が出るまでは警察霊安室の管理下に置かれ、ご遺体に触れることも難しくなります。
日頃から「かかりつけ医」を決めておくことが大事なようです。 稲毛英一