遺影写真2

きのうのつづきですが、
49日まで付けておく例の黒いリボンは一説によると、太平洋戦争で戦死した人の写真に付けたのがはじまりらしいです。
つまり宗教的なしきたりというよりは、英霊をお祀りするお飾り的な意味合いが含まれていたのかもしれません。
かつての村社会では忌中(49日までの期間)は外出や村の行事への参加も禁止されて、
慎ましく静かに生活しなければなりませんでした。
しかし現代は葬儀が終わればすぐ仕事に戻り、旅行に出かけることに躊躇する方も少ない時代です。
葬儀の略式化・イベント化は今後ますます進むといっていいでしょう。   稲毛英一

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